リストランテ アル・ファーロへ

100年続く環境を
ともにつくりたい

鏑木

中途採用/2005年入社

もともと好きだった洋食をより専門的に追求するため仕事として選ぶ。入社前に勤めていたイタリアンレストランでは店長を務め、当時の先輩から勧められソムリエの勉強をはじめる。
他のスタッフと協議してワインリストや販売戦略などを策定する傍ら、ホールでの接客はもちろんサービス統括マネージャーとして若いスタッフのサービスに目を配り指導も行う。現在、店として力を入れる教育体制の見直しでは自身が中心となり、サービス手順の整理など後進を育てる土壌づくりを進めている。

エイ・ピー・シーへの入社を決めた理由は?

以前の職場でアル・ファーロを紹介いただいたのがきっかけです。面接で来店した際に、スタッフの立ち居振る舞いひとつとっても、自分がまだまだ経験していないことがあると感じられました。それまでいた店よりも規模が大きく、サービスに関してよりプロフェッショナルであるという感覚を抱いたのです。
事実、サービス技術やソムリエとしての知識のほとんどはここで培われました。そのように自分にとって伸びしろがあることへの期待から入社を決めました。

仕事をする上で大事にしていることは?

仕事中は極力楽しく過ごせるよう自分で努力しようと考えています。家にいる時間より長く働いているので、つまらないと感じると仕事が辛くなってしまいますから、いかに自分で楽しさや面白さを見つけていくかを常に心がけていますね。
また、お客様に居心地のよさをお届けすることは、サービスさせていただく自分も心地よくないとできません。その場を自分たちで楽しめる、居心地のいい環境にすることで、お客様にも同じ感情を抱いていただきたいと思っています。

仲間とのコミュニケーションや職場の環境は?

フロント、ホール、キッチンと部門は分かれていますが、そこに垣根はなく本当に風通しがいい職場です。当然、自分の意見だけではなく周りの意見もきちんと取り込める環境になっています。
上司にも部下にも遠慮せず質問したり答えてもらえるのは、何かを決めるとき非常にありがたいですね。ホールの人間が料理長にコースの内容を聞いたり、シェフパティシエがデザートの細かい内容を教えてくれたり、自分が動けばきちんと反応が返ってくる形ができています。

大変なことを乗り越える秘訣やリラックス方法は?

接客ではお客様と自分との相性は重要です。私を含めた皆ですべてのテーブルを見ていますが、一人の力には限界があります。誰がどのお客様のサービスをさせていただくかを選択してお互いにサポートし合うことが全体的なボトムアップにつながると思っています。
チームワークで言えば、自分で努力して研鑽を重ねた上でもまだ苦手な分野は得意な人に任せますし、逆も然りです。風通しのいい環境にたくさんのスタッフがいてくれることは力強いですね。
リラックスするのは自宅でワインを飲むときでしょうか。知人にソムリエの方がいて、わが家に招くと私が選ばないようなワインを持ってきていただいて、とても美味しいんですね。休みの日は仕事のようにワインを分析することは考えず純粋に味を楽しんでいて、それがオンとオフの切り替えになっています。

やりがいや成長を感じることは?

私たちホールスタッフはお客様から「今日も美味しかった」「ありがとう」と直接感謝されることがあります。本来こちらが言う「ありがとうございました」の言葉をかけてもらえるのは、感動をいただいてやりがいを感じる瞬間です。
当店の性質上、常連のお客様が多く、何度も来店いただいているのにお互いの距離が一向に縮まらないのはおかしな話です。私はよく「鈴木さん」などと間違えられますが、自分の名前をお客様にきちんと覚えていただいたときも嬉しいですね。
自身の成長としてソムリエの知識は常に意識しながら高めていきたいです。また、店や会社が永続的に続けられる環境をつくりたいと考えています。いま取り組んでいる教育システムも、たとえば100年後のスタッフが見て恥ずかしくないものにしたいですね。

鏑木さんから見たエイ・ピー・シーの魅力は?

福利厚生面が充実している安定した会社で、家族がいる人も独り身でも安心して働ける、暮らしていける環境があります。休みもしっかり取らせてもらっていますので、ハードワークで体調を崩すことは以前の職場と比べて圧倒的に少ないですね。
このアル・ファーロにはいろんな人間が集まっていますが、職場環境をよくしたい、いいサービスを提供したいというみんなの想いは同じ方向を向いています。その一員として一緒に働けることは私自身の日々の糧になっています。新天地に向かう方、未経験の方は不安もあると思いますが、それを感じずに働ける場所だと思います。

インタビュー
People

募集施設一覧